第30回国際宝飾展レポート


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遅ればせながら先日東京ビックサイトで行わられた第30回国際宝飾展の様子をご報告します。

国際宝飾展は日本最大のジュエリーショーで世界35ヶ国1100社が出展し、約30000人が来場します。

 

 

 

弊社パルーナ は出展しておりませんが親会社である大月真珠や同じグループ会社であるOPトレーディング、普段お取引きしてる沢山の業者さんも出展しているので会場の様子などを調査してきましたので少し業者目線でのレポートとなります。

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始まる前の情報によると今回は中国の春節がかなり近い(今年は2/4昨年は2/16)こともあり日本に来る中国人バイヤーは少ないのではないかと噂されており、我々のお客様の中国人も同じようなことを話されていました。今や日本の宝飾市場においても中国人バイヤーの存在無くしては語れないほど大きな存在になっております。昔はアメリカがくしゃみをすると日本が風邪を引くなどと言われてましたが、今や中国がくしゃみをすれば世界が風邪を引き、日本などは肺炎入院レベルです‼️

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そんな中始まった第30回国際宝飾展ですが、やはりというか予想通りというか残念ながら各社さん低調に終わってしまったようです。
そこには中国人バイヤーが少なかったということ以外にもう1つの理由があると推測されます。

 

実は中国において2019年1月1日より電子商取引(EC)を規制する「中国電子商取引法」が施行されました。昨年末頃より既にこれに沿った取り締まりが強化されていると噂がありました。

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これによりこれまで代理購入ビジネスで利益を上げていた多くの中国人バイヤーが中国税関に戦々恐々としています。今まで本来なら税金を払わないと国内に持ち込めない物を悪く言えば密輸状態で(税関も厳しくなかった)持って帰り商売していた人達がしっかり税金を払わさられ、違反した際には重い罰金を取られるようになりました。
以前は決済手段として多かったWeChat PayやAlipayも政府にデータが筒抜けで危険という事で使わなくなってきています。

 

これはバイヤーにかぎらず訪日旅行客にも足かせになっているようです。海外で購入した物を中国国内に持ち込む限度額が8万円以下とされ、これを超える分に関しては課税の対象になります。しかもこれは1人の限度額ではなく家族単位での計算だということです。今までの細かくキャリーバックに物を詰め込み分散させて持ち込むという方法も通用しません。

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宝飾品に限らず課税対象はテレビ、パソコン、洗濯機、電話、化粧品コスメなど20品目にも及びます。
すでに資生堂など爆買いで人気のあった大手ほど影響は大きいです。

 

我々宝飾業界としても今後の中国人バイヤーの動向を注視する必要に迫られています。
ただ、今までも正規に輸入し、しっかり税金を払いながら商売をしている中国人にとっては朗報になります。それが出来るのは資金力がありしっかりとブランドを築いている大手に限るでしょうが。そういうとこからの圧力もあったのでは?とも思います。

 

代理購入ビジネスは今後減少していくかもしれませんが、それでも中国市場に関しては日本と比べまだまだ伸びていくのは確実だと思います。買う手段が無くなっても潜在的に買いたい人が減るわけではありません。それはEC市場の伸びを見れば一目瞭然です。中国のEC市場規模は2017年で122兆円です。日本の10兆円の12倍以上です。これは人口とも比例していますね。(日本の市場規模は世界4位ですが、伸び率は先進国最下位です)これは私の推測ですが、日本の個人金融資産1600兆円のうち6割以上が60歳以上と言われています。ECを駆使する若者はお金が無いのです。私を含め…笑

 

話がかなり脱線してしまいましたが、2月28日から香港において再びジュエリーショーが行われます。弊社も出展しますので、これからの中国ビジネス、もちろん世界中のバイヤーも来ますので特に東南アジア諸国のインドネシア、タイ、ベトナムなどのバイヤーとも情報を仕入れ今後のビジネス展開を再考していきたいと考えております。
買いたい人に我々の強みを活かしどのように商品やサービスを提供することが出来るのか?
ピンチはチャンス!!

 

長文読んで頂きありがとうございます😊

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