ブラックフォーマル マナーQ&A

喪の席での装いは、もっとも気をつかうところです。
いっそ何も着けない方が良いという方もいますが、洋服にはジュエリーを着けるのが正式であり、
喪の席できちんと正装することが故人や遺族のかたへの敬意をはらうことになります。
パールは黒い宝石以外で唯一認められている宝石です。

喪の装いについて

喪の装いは故人との関係参列する立場式典の種類によって服装の制約の多いものから正喪服 準喪服 略喪服の3つに分けられます。
正喪服の場合の真珠はネックレスかイヤリングまたはピアスなど1点のみが好ましいと言われています。
準喪服、略喪服になるにしたがって装いの制約がゆるくなっていきますのでそれに応じて使用できるアクセサリーの範囲も増えます。
下記に喪にも使えるパールの範囲と喪にはふくさわしくないといわれるパールを表にいたしました。
立場や場面に応じてこの範囲からいくつか選んでつけられるとよいでしょう。


1.正喪服 喪主や近親者の方が葬儀や告別式などで着用します。
2.準喪服 どんな立場の人やほとんどの場合で着用できる最も一般的な装いです。
3.略喪服 急な弔問や通夜、三回忌以降の法事、また形式にとらわれないお別れ会のような席で着用します。

ネックレスの場合

喪の席でつけられるパール

喪の席にはふさわしくないパール

あこやパール 6.5mm〜9mm
(体型により判断が変わります)

黒蝶パール 9mm〜11mm
サイズ 大きく見えるもの
42cm
喪服の襟に合う長さ
長さ ロング
(悲しみが長引くと言われる為)
2連など 多重連
(悲しみが重なると言われる為)
白、グレー、黒 ゴールド、マルチカラー
丸または丸に近い形 バロック

イヤリング・ピアスの場合

喪の席でつけられるパール

喪の席にはふさわしくないパール

直結
地金は出来ればホワイトゴールドなど白い金属
髪で見えない場合はイエローゴールドなどでもOK
イヤリング
or
ピアス
ぶら下がるタイプ(揺れるデザイン)
パールが複数
派手なデザイン
ダイヤや貴石のついている

ブローチの場合

喪の席でつけられるパール

喪の席にはふさわしくないパール

パールが1つ付いたもの
複数の場合はパールが3つまで
(枠はシンプルなデザインまたはツヤ消しの加工がしてあるもの)


地金はプラチナ、ホワイトゴールド、シルバーなど
ブローチ 派手なデザイン
イエローゴールドなど白以外の色の地金

リングの場合

喪の席でつけられるパール

喪の席にはふさわしくないパール

パールがひとつ付いたダイヤのないもの
喪主以外の方なら パールが1つに加えて
小さなダイヤが両サイドに 1石づつ計2石のものまで


地金はプラチナ、ホワイトゴールド、シルバーなど
リング パールが複数
派手なデザイン
イエローゴールドなど白以外の色の地金

喪にふさわしくない装着例

白蝶真珠ゴールドネックレス アコヤ真珠ロングネックレス アコヤ真珠2連ネックレス
白蝶真珠ゴールドネックレス アコヤ真珠ロングネックレス アコヤ真珠2連ネックレス
黒蝶真珠バロックネックレス 白蝶真珠マルチカラーネックレス 黒蝶真珠ペンダント
黒蝶真珠バロックネックレス 白蝶真珠マルチカラーネックレス 黒蝶真珠ペンダント

喪にふさわしい装着例

アコヤ真珠ネックレス 黒蝶真珠ネックレス 黒蝶真珠リング
アコヤ真珠ネックレス 黒蝶真珠ネックレス 黒蝶真珠リング

マナーQ&A

A

仏事の際にロングネックネックレスを身に着けていても失礼にあたりませんか?

Q

ロングネックレスは悲しみが長引くといわれ、ふさわしくありません。
同様に、2連のパールネックレスも悲しみが重なるとされ、ふさわしくありません。

A

黒真珠がいいと聞きましたが、黒真珠ってなんですか?

Q

本当の黒真珠とは黒蝶パールのことです。あこやなど他のパールの黒は、天然の色ではありません。
喪の席では、上の表の通り黒蝶パールは認められていますが、あまりに大きなものは派手になりますので
気をつけたほうがいいでしょう。
もともとあこやの白いパールが使われていましたので、黒でなければいけないわけではなく白や落ち着いたグレーも使われています。

A

仏事の際にブローチは身に着けていても大丈夫でしょうか?

Q

上記注.3に準じます。控えめな装いであれば大丈夫です。
たとえば、イヤリングとブローチのみの装いの方が品よくみえるでしょう。

A

パールが複数ついているブローチは、お通夜や葬式の時に着けていても問題ないでしょうか?

Q

上記注.3に準じます。ダイヤなどの脇石がついているものは、避けたほうが良いです。
また、地金が金色のものやつや消しでないものは、お避けください。
黒蝶パールのブローチ、アコヤパール、白蝶パールのブローチは身に着けていただいて問題ないでしょう。

A

ダイヤ入りのリングは、仏事に身に着けていて問題ないでしょうか?

Q

ダイアモンドは光りものなので、基本的にはおすすめできません。
脇石のないパールのみのデザインのものをおすすめします。それほど堅苦しくない席では、
脇石にメレーダイア入りのものなら現在は一般的には使用されております。